Poke-Controllerの導入において、ろっこくさんが提供してくださっているBATファイルを使用する方法を紹介します。こちらの方法では、Pythonのバージョン3.7で環境を構築し、「Poke-Controller」「Poke-Controller Modified」の導入ができます。
本記事では、Poke-Controller Modifiedの導入の説明をします。
重要事項説明:BATファイルとは...
実行するコマンド一式を記述したファイルです。自動でコマンドを実行することから、信頼できる発行元以外からの実行はリスクが伴うため、実行時にwindows側からの確認が必ず出ます。本記事では、提供元が信頼できるため記事に記載しておりますが、今回のBATファイルに限らず、BATファイルの実行にはご留意ください。
実行には、「詳細情報」→「実行」の手順が必要となります。今回の実行時にも何回か出ますので実行を押してください。
実行内容に関しては、右クリックをして、「メモ帳で編集」を押すとテキストで中身を見ることができます。
以上で、事前の重要事項の説明は終わりです。
ここからは、導入の手順を説明します。
1. BATファイルのダウンロード
以下のリンクからGoogle Driveにアクセスします。
※2024.3.21時点で最新のver.5を使用しますが、リンクが切れている場合はろっこくさんのツイフィールから最新版を確認ください。
Python環境構築からPokeControllerの導入、実行を代行してくれるbatファイルを作成しました。
— ろっこく@ツンデツンデの上で寝ているぬめら(o'~'o) (@Rokkoku_I) 2022年3月20日
また、Arduion Uno(16u2)のMake環境構築を代行するbatファイルを同梱しました
管理者権限で動かした時に動かなかったバグ修正 (v05)https://t.co/ZzcjiOSdm6
Google Driveのダウンロードアイコンからダウンロードをします。
ダウンロードしたzipファイルは、右クリックですべて展開をします。
展開したフォルダは、一式デスクトップに移動させておくと使い勝手が良いです。
2.今回使用するBATファイル
Poke-Controller Modifiedの導入には、この3つのBATファイルを使用します。
ここから先の作業は時間がかかる場面もありますが、必ず「完了」を確認してから次に進んでください。
3. 環境の構築「1_MakePokeConEnv」をダブルクリック
途中の青い画面での「詳細情報」→「実行」をお願いします。
また、PythonとGitのインストール時に以下のような画面で許可を聞かれるので「はい」を押してください。(ポップアップが出ない場合は、下のアイコンに通知表示が出ている場合があります。進まない場合は確認ください。)
環境構築が終了すると「完了しました」の表示が出ます。この表示を必ず確認してください。確認後、キーをおして閉じます。
4.導入"2-2_ClonePokeConModified"をダブルクリック
環境構築が終了後、次は導入です。"2-2_ClonePokeConModified"をダブルクリックすると、GitHubよりもいさんのModified verをクローンしてくれます。
こちらも完了画面を確認した後にコマンド画面を閉じます。
成功していると、「Cドライブ>PokeCon>Poke-Contollre-Modified」のフォルダが作られ、中にファイルが格納されています。
5.実行
"3-2_ExcutePokeConModified"をダブルクリックすると、コマンドプロンプトが立ち上がり、起動が始まります。
以下の画面の起動が確認できれば、導入は完了です。
6.終了と実行
Poke-Controllerを閉じるときは、右上の×マークで終了をしてください。
今後、再度実行する際は、"3-2_ExcutePokeConModified" をダブルクリックで起動ができます。
補足説明:
※このプロセスによって、Cドライブ直下に「PokeConフォルダ」が作られ、「Poke-Controller Modified」がフォルダ内に格納されます。フォルダ内の配置を変更した場合は、起動しなくなることが考えられますので、ご注意ください。
※起動用のBATファイルは、1階層下の「_Settingsフォルダ」の中身を読み込みにいっているため、BATファイルと_Settingsフォルダの位置関係は変更しないで使用ください。Desktop上に起動用のアイコンを設置したい場合は、「3-2_ExcutePokeConModified」のショートカットを作ることをオススメします。