Poke-Controller概要・重要事項

Poke-Controllerとは

プログラミング言語のPythonを使用し、PCからのシリアル通信でNintendo Switchへ入力を行うことを目的としたソフトウェアです。

マクロコントローラやマイコン単体と比較し、画像認識が標準的に行えるため画面の状況に応じた複雑な分岐処理を行うことができます。また、Pythonスクリプトの開発で、LINEの通知、OCR(文字認識)、ネットワークを介した通信を行うこともできます。


Poke-Controllerの種類

Poke-Controllerは、本家が公開されたのちに改良を加えられ複数のバージョンに分岐しています。

1. 本家のPoke-Controller

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2. 推奨:Poke-Controller Modified (開発:Moiさん)

本家のPoke-Controllerの改良バージョンです。現在、最も使用されている安定版です。
はじめての方は、まずModified版を導入しましょう。

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3. 推奨:Poke-Controller Modified Extention版(開発:フウさん)

Modified版にフウさんが追加機能をくわえたバージョンです。メニューのタブ化、メッセージウインドウの分割など使いやすい機能が追加されています。Modified版で動くスクリプトは基本的に動作します。Extention版専用のスクリプトも一部存在します。

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はじめて導入する際のオススメは、「2.Poke-Controller-Modified」です。
追加された機能を使いたい場合、Extention版のみでしか動かないスクリプトを使用する際に、「3.Poke-Controller-Modified-Extention」を導入することをオススメします。
「1.本家のPoke-Controller」は、現在アップデートが止まっており、公開されていスクリプトの多くはModified版で作られていることから、現在はオススメしていません。

他人のPythonスクリプトの導入リスク

Poke-Controllerでは、Pythonスクリプトを使用し、画面認識などの分岐処理を行います。マイコン単体と違って、Pythonを使用することで複雑な処理も行うことができるのですが、一方でSwitch操作以外のこともできてしまいます。

Pythonスクリプトを導入する際は、「信頼できる開発元からの使用」「スクリプトの中身に目を通す」などを徹底し、自己責任で活用しましょう。